「棺姫のチャイカ」8、9巻感想。 [本]






昨年の八月に読んでからずっと感想を放置してましたが、そろそろ。


ハルトゲン公国で開催される武闘大会の景品に遺体がある事を知った一行が、遺体目当てで大会に参加しましが、他のキャラクター達も遺体を求めて大会に集まり、更に主催者側には黒いチャイカ、トール達の乱破師としての先輩であるシンと他の里の乱破師達がいて、雰囲気も暗くなってます。

トールとアカリ以外の乱破師が出るのは初めてですし、回想という形で昔のトール達の話が出てきて、トールの乱破師として未熟な部分が出てきたりと、その辺りにも上手く焦点を当ててると思います。


んでアカリ達が捕まり、トールとフレデリカだけが行動できる状態になりますが、ここでトールがチャイカ達を犠牲にしても、チャイカの願い通り遺体を集めるか、それか遺体を諦めてチャイカ達を救うかという選択を迫られる事に。

普通の乱破師なら遺体を優先しますが、未熟故にその選択に悩み、最後は自分の一番大事な事を選び、乱破師としてではなく、自分がしたい事を選び、救えるかどうかの賭けに出る事に。

この説明があるトコが、今まで呼んできて個人的に一番好きなシーンですかね。

ジレット隊や赤チャイカ達の元に行き、「遺体に拘る理由」を聞き、自分の中野考えをまとめて、最後に自分でその決断を下したトールは非常に好きなキャラクターです。

最後はフレデリカの土壇場のワガママ?で竜騎士になり、不死身とも言える体になりましたが、どう戦っていくのか。


そして、公国側が遺体を全て集め、黒チャイカの手によって、ガズ皇帝が復活し、更にどうしてチャイカと呼ば
れる少女達が生まれたのかという謎も明かされて、あとはどう話に終止符をつけるのかってトコですね。


8、9巻で一旦話に区切りが付くかと思ってましたが10巻にも続いていて、まだ10巻は買ってないので、今度は早い内に感想書いとこ。

では。




nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

種闘死MTG2016年初大会。 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。