「スタジオパルプ」 1巻感想。 [本]



季刊誌という(パルプは2、6、10月の年三回のようです)初めての掲載誌での連載のせいかなかなか単行本が出ませんでしたが、三年目にしてようやくの単行本化。

中身はもろ「かってに改蔵2」という感じで、スターを目指して街に引っ越してきた少女が、今までの久米田作品に登場したキャラクターが役者という設定で登場するのですが、話の流れもギャグの雰囲気も改蔵中期~後半なので、改蔵が色んなネタを並べたり、地丹が調子に乗って痛い目を見たり、部長がブラックだったり、羽美が暴走したりで「あぁ、懐かしいなぁ」となります。

だからワザワザこの作品を読む人ではあまりいないと思いますが、改蔵(久米田作品)が嫌い、苦手という方には合わないと思いますが、逆に改蔵(久米田作品)が好きという方にはオススメの内容です(下ネタ成分薄めですが)

「かくしごと」、「なんくる姉さん」では控えめなギャグも沢山あるので、三作品合わせて色んな久米田先生の作風が楽しめるのは嬉しい限り。


個人的には元ネタが分からないままでも笑えていて、色々ブラックジョークや元ネタも分かるようになってきて改めてあの作風のギャグが読めるのは嬉しい限りなので、単行本は数年に一度になりそうですが、楽しみに読みたいと思っています。


ではでは。


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