亭主元気で犬がいい。 3、4、5巻購入。 [本]

どもっ!
ようやく続きを買いましたよ。
あとちょい古いですが、ネタバレ注意で。

1、2巻を買ってから一ヶ月以上経ちますが、ようやく続きを買いました。

地元に新品、中古もなかったので、この前広島に行った時も探したのですが、広島の方でも新品、中古共になかったので、HMVで買いました。

ただHMVを久々に使いましたが、密林と比べると、注文の二日後には届くのですが、密林が夕方ぐらいに荷物が届いてるので、番号さえ打てば受け取れるのに対し、HMVは夜に受け取りメールが来るので2,3時間ほど差があるのですよね、明日読む事になるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ。


ちょい古い(2011年)本なので、新品がないのは覚悟してましたが、まさか中古までないとはな、結構昔から描いてる人なのに。
まあ、読む人をかなり選ぶような作風でもあるのが大きいのか、中古に流さない人も多いのか。


3巻は、2巻からの続きで、売春倶楽部の話から始まりますが、なんというか、売春組織を潰して終わりではなく、あまりスッキリしないというか、少しやり切れないような感じで終わりましたね。

ただ甚八が、最後に出た時はかなり気の毒でしたが、連太郎とマリの会話でその後どうにか持ち直したようでよかったです。

甚八が出てくるのを見てから「コイツ雑誌を読んだ時にはいなかったけど、まさか殺されでもしたのか?」とちょい不安でしたが、どうにか生きてくれたようでよかったです。


次の話では、所長の息子で正治が登場しますが、事務所に登場した初っ端から笑わしてくれます。

そして、事件の話になりますが、これまたDNA鑑定で犯人は確定してますが、犯行時刻にその犯人が正治と一緒にいましたが、ヤクの売人の女と一緒にいたため、その証言ができず、母に頼り、マリ達が真犯人を捜す事になりますが、真犯人の目的とその動機がこれまたちょっとやり切れない感じですね。

最後犯人は自主しますが、自主のさせ方が、マリの経験を上手く使っていて、凄い上手い話の作りですね。

これまた社会派の話になってます。


その後の、宗教、保険金と家族関係、夫婦の話、薬害事件の復讐等、社会派の内容が続きますが、どれも説教臭くなく、続きが凄い気になるストーリー展開で、さすが長く描いてる人だと思いました。


少し重い空気で終わる話もありましたが、保険金と家族関係の話は最後に少し希望がもてましたし、夫婦の話も最後の方で犯人が自分の行動を悔いたり、薬害事件も珍しく爽やか?な感じで終わったので、作者得意の、ちょくちょくギャグを挟んでくる作風もあって、そこまで疲れずに読む事ができました。

宗教の話も、探す人間が既に殺されていましたが、救いというか、明るい部分も残してくれましたからね。


しかしこの漫画、原作とかもないんですよね。
それで漫画を描いて、トリック、ドラマも考えてるんだから徳弘先生はホンマ凄いですよ。

幸い?5巻でキリよく終わってるので、しばらくは続きが気になり続ける事はなさそうですが、残り3巻だし、次の給料が出たらまとめて買おうと思います。


ちょっと変わった感じの推理漫画が好きな方にオススメですよ~。
いつかターちゃんも文庫版買いたいっすね。

では~。







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