「かくしごと」2巻感想。 [本]

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無事に三日目「かくしごと」


2巻も1巻から続いて漫画家ならではのネタや話、娘のために頑張る後藤先生が沢山見られる内容です。

それだけでなく家事代行サービスの新キャラクターのインド人のナディラや、編集部のキャラクターが新たに登場したり、後藤先生宅が、都心の土地がある場所に立ちながらも、わざわざ7年前の家の設計図を用意し建ててもらっていたりと、謎も少し増えましたね。


奥さんに関しては、1巻で姫が生まれた時に死んだような描写は無かったですが、姫がナディラに占ってもらった時に、「強い守護霊が守ってくれてるから大丈夫」と言われ、それに対して、霊はあまり信じないけどそれは信じようかなと返す辺り、やはり亡くなったのかな?

完全にギャグ特化でなく、所々でそういったシーンが出てくるので、最初と最後に収録されている高校生姫のエピソードも含めてどういった結末になるのか凄い気になりますね。


今回の高校生姫のエピソードは、前半が、姫が父親が読者に嫌われていたのかもしれないと思うもファンレターを発見し、案外愛されていたんじゃないかと少し涙を流すエピソードで、後半は自分が実は父の秘密を知ってしまう事で生活が壊れてしまうんじゃないかと恐れていた事に気づき、昔自分の家にもあった箱(年齢が書いてあり、その歳になる毎に開けられる)エピソード。

更に、事情を知っていそうな同級生も遠くからそれを見ていて心配している辺り後藤先生にもなにかあったのか……


どことなく不穏な雰囲気も漂っていますが、ギャグシーンもいつも通りあるのでしっかり笑えますよー。

特に1話の「(自分が絵と話)両方やった漫画より、(原作か絵だけ担当した)バラの方が成功してるってなんだろう」と考え、アシスタントの一言から人格がAとFに分裂する話しがかなり好きです。

久米田先生の作風は好き嫌いが分かれる事も多いかもしれませんが、多少癖が強いぐらいの方が好きなのでドチラも好きですよ(そんなに沢山見てませんが)

あと「ちくわカレー」という改蔵であったネタや、1話まるまる息を止めて読める作品が明らかにBL○A○Hだったりとクスリと笑わせてきますね。

なんくる姉さんも面白いですし、久米田先生またしばらく頑張ってほしいですね。

ではでは。



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