「VECTOR BALL」 1巻。 [本]




諸事情で少しパソコンが使えず遅れましたが、雷句誠先生の新作「VECTOR BALL」1巻です。

立ち読みで見てますが、やっぱり単行本も買っとかねばという感じで。





裏表紙に思わぬ罠が仕掛けられていましたが、吹き出さずに無事に買えました。
2巻は誰かな?


話のあらすじは、主人公のおかかの通う学校で、「怪物が出る」、「記憶が抜ける」などの異変が起きて、その空気をどうにかしたいと思うおかかが、怪物に遭遇し、更に自分と同じ生徒である新田が、死にそうになりながらも怪物と必死に戦う姿を見て、自分も戦い、その怪物の動きを封じて、最後は新田がその怪物を倒し、その後なんやかんやあって、二人で学校を守るために戦っていくという感じです。


と、これだけ書けば普通のバトル漫画ですが、主人公のおかかの性格が最低なのが面白いんですよ。

めちゃくちゃ不良という訳ではないですが、いわゆるブスと呼ばれるような女性を見て大爆笑するような性格で、フラれて落ち込んでるのに「俺はブスを見ると笑う、お前はそのために生きてもいいんじゃないか。」とか笑顔で言っちゃうような奴です。

他にも戦いの事で不安な時に、女性が弁当を食べてるのを見て大爆笑したりするような奴ですが、熱い部分もあって、自分の幼馴染が、敵である「思念体」と呼ばれる存在に乗っ取られて、解放するように説得する時は、その幼馴染は、学校の雑用を押し付けられたり、毒親だったりで苦労しているのですが、

親の食事を作らされている→俺なら絶対作らねぇ!
内職をやらされている→俺なら投げ出して遊びに行く!

更に、最後は世の中舐めきってる自分よりずっとエライんだと言い切るシーンがあって、ただの最低野郎じゃなくて、熱血感ある最低野郎って感じの主人公です。

相棒である新田も最初は戦いに巻き込むか悩みますが、ブスを笑うおかかの事を知って「こんな奴は戦いに巻き込まれて酷い目にあいやがれ」と戦いに巻き込む事を決意。

性格が悪いからこそできるシーンって感じで、今説明した辺りの流れは凄まじく好きですね(笑)


そして、戦闘ですが、新田は「ベム・バウア・ハルバード」という呪文を唱える事で斧と槍を合わせたような物を召喚し攻撃、「ベム・バウア・デベルド」で盾を召喚し防御。

おかかは、最初は特別な力を持ちませんが、机や椅子を投げつけて、「地獄組み」という一度組んだら外せない組み方を作り、相手の動きを封じてトドメは新田という感じですね。


特別な力を持つ物と、頭脳担当が組んで戦うというのはガッシュと清麿の関係を彷彿とさせますが(おかか自体清麿がフレンドリーになって、性格がちょっと悪くなったような雰囲気のキャラですが)、新田と同じ特別な力に目覚めたトコロで1巻が終了。

続きも読んでますが、ソチラは2巻が出てからで。


熱血ながらも最低な部分もある主人公、この記事では紹介してませんが個性豊かなクラスメイト、まだ謎がある敵と、これからの展開が凄い楽しみな作品ですね。

夕方アニメが全滅してる昨今ではガッシュみたいなアニメ化は難しいかもしれませんが、しっかり応援していきたいと思います。


それとガッシュと言えば、




まさかの完成品フィギュアが発売されるようで。
バリーとかカルディオ欲しいぞ。

ガッシュも文庫版の電子書籍が配信、KPCでの発売と色々動いてるので、アニメは序盤しか見ていませんが、ファウード、クリア編だけでいいからOVAとか出ないかと期待しちゃいますね(^ω^)


ではでは。






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